中国輸入でBluetooth製品を販売したい

 最近はスマホで音楽を聴いたりする場合には、Bluetoothのイヤホンやスピーカーが当たり前になってきました。その昔は有線を利用していましたが、較べると格段に便利になっていますし、音質もよくなってきています。そして、価格帯も高級なものからお手軽なものまで幅広くなっていて、用途や目的に応じて手に入れやすくなっています。そんなBluetoothを使った製品も、多くのものが中国で生産されています。今回は、そんなBluetooth製品の中国からの輸入について見ていきます。

○まずは無線機の輸入について

 無線機については、その規格について国内に取り決めがあり、それに沿ったものである必要があります。具体的には、国内電波法に適合しているということを表す「技術基準適合証明」や「工事設計認証」といったものが必要となってきます。無線機を輸入販売する場合も同じで、この技術基準適合証明などを取得していることが前提となってきます。そして、これを取得するためには、色々なデーター、資料が必要となってき、メーカーでなければ難しいというのが現状です。仮にメーカーの協力で資料等が手に入ったとしても、精通しているものでないと手続きは大変になってきます。

 ですから、輸入しようとする無線機が技術基準適合証を取得したものでない場合、またメーカーの協力が望めないような場合は、輸入しょうとしない方がいいでしょう。

○Bluetooth製品の輸入について

 Bluetooth製品についてですが、もう皆さん、ご存知かもしれませんが、Bluetooth自体が世界共通の規格となっています。それは、勿論、日本国内でも通用するものです。つまりBluetoothの認証を取得したものであれば、国内でも使用が可能で、輸入販売も問題がないことになります。Bluetoothは世界規模の規格であり、広くいきわたっているものですから、多くの製品は認証を得ていると思われます。当然、輸入販売を行う側が、申請して認証を得るといったことは必要ありません。仕入れの際に、Bluetoothの認証について、しっかりと確認すればいいことになります。

○Bluetooth認証のない製品は?

 では、もし仮に輸入しょうとしている製品がBluetooth認証のないものだったとすればば、どうすればいいのでしょうか。その場合は、その製品の輸入を諦めた方が賢明でしょう。今や当たり前となっているようなことが行われていないわけですから、それがなされていないということは製品そのものの品質やアフターフォローなどについても疑問が残ります。また、仮に自分で認証を取ることができるとしても、その手間を考えれば、認証のある他の製品を輸入販売した方が、時間やコストもかからないと思われます。

 

Bluetooth製品の輸入について見て来ました。今や私達の生活の中で当たり前になっているもので、当然、中国でも製造、そして輸入販売されています。正規の認証が必要となりますが、その確認なども含めて、現地のメーカーとのやり取りに精通した私達、JT TRADINGは、抜かりなく行っていくことができます。中国から輸入販売してみたい製品がある場合は、是非、JT TRADINGにご連絡ください。