中国輸入、商品の注文ロットについて

中国からの仕入れにはロット数のハードルがあります!

 

中国から輸入して製品を仕入れて販売する場合、問題となるものにはどんものがあるのでしょうか。勿論、品質やコスト、手間といったものが頭に浮かぶかもしれません。確かに、それらはビジネスを進めていく上で大切なものですが、他にも越えなければいかないハードルがあります。それが輸入、仕入れをする際のロット数です。中国とのビジネスの場合、このロット数というのが案外、くせ者となるのです。そのあたりについて見ていきます。

 

○ロット数とは?

 まず、簡単にロット数について、おさらいしておきます。ロットとは、製品の単位のことを指す言葉です。単位と言うと難しい表現になりますが、「1回あたり」とか「1度に」といった風に考えていただくと分かりやすいかと思います。つまりロット数とは1回あたりの製品の数といったものになります。例えば、製造の現場ならば、1度で何個の製品を作るといった感じです。今回、お話する中国からの輸入ビジネスの場合は、1回の取引、輸入で何個の製品を扱うかということを意味します。

○どうして中国からの輸入ビジネスの場合はロット数が問題となるのか?

 では、どうして、そのロット数が問題となるのか見ていきたいと思います。

 買う・輸入を行う側としては、やはり最初から多くの製品を扱うことには躊躇するものがあります。日本に持って帰っても、どのような反応があるのか、どれぐらいの値段で、どれぐらいの量を売り切ることができるかわからない以上、最初は当然、様子見ということで、少ない量から取引を始めたいと思いますよね。

 ところが、やはり売る・輸出を行う側としてはやはり一度に大量のものを買ってもらいたいという希望があります。すでに在庫がある場合は、一刻も早く捌いてしまいたいですし、新たに製造するにしても、沢山、製造した方が、コストが安くつきます。また、新しい製品や取引先の場合は、その後も継続して買ってもらえるという保証がない以上、最初に沢山売って、利益を確保しておきたいということになります。

 このように、買う側と売る側、輸入する側と輸出する側の思惑は相反してくるのです。

 中国から製品を輸入しようとする場合は、中国側は、当然、一度にできるだけ大量の取引をして欲しがります。場合によっては、「1ロット○○個以上でないと取引しない。」とかいった風に言われたたり、あるいは割高になったりもします。しかし、特にビジネスを始めた当初や初めて扱う製の場合、そのように大量のものを扱うのには抵抗があります。ですから、この当たりの問題をうまく解決しないと中国からの輸入ビジネスを軌道に乗せて、成功へと繋げていくことは難しくなります。

○ロット数問題を解決するには?

 中国からの輸入ビジネスで解決しなければいけないロット数問題ですが、向こうでのビジネスの経験や人脈、繋がりがなければ、自分で交渉をして解決することはできません。つまり、個人でビジネスをはじめようとされている方の多くにとっては、解決することが難しい問題だと言えるのです。言葉や商習慣、そして相手の事情もよく分からないのですから当然ですよね。

 そのため、あなたの代理として、あなたの利益を守るために交渉をする存在というのが必要となります。つまり、いい代理役を選ぶことが、あなたのビジネスを成功へと導くのです。

 

私達JT TRADINGには中国全土に張り巡らした情報網と多くの生産者や商社等との繋がりがあります。そして、長年の中国ビジネスで培ってきた経験とノウハウ、何より信用があります。それらを駆使して、あなたのビジネスにとって最適なロット数の確保を実現していきます。中国ビジネスでロット数についてお悩みの方も、是非、ご相談ください。