中国人の気質について

こんにちは!    JT TRADINGの張です。

今回は地域によって異なる中国人の気質を書いていきたいと思います。

中国は人口が非常に多いことで知られていますが、そのため地域ごとに人の気質も大きく異なります。中国輸入を行う場合は、取引相手の出身地域を把握し、どのような性格の人なのかを踏まえた上で商談を進めるのが良いでしょう。

もちろん商談は弊社にて行いますのでご安心ください。

今回は、中国輸入でおすすめの取引地域3つに焦点を当て、出身地による気質の違いについてお話したいと思います。

お勧めな3つエリア

・商品のジャンルを問わない義烏(イーウー)

中国浙江省に位置する義烏には世界中から多くのバイヤーが集まります。義烏にある福田市場は約6万店舗が集まる大規模なマーケットで、日用雑貨から衣料雑貨、スポーツ用品まで様々な商品が取り揃っています。

アジア最大手ECサイト・アリババの創設者であるジャック・マーをはじめとし、浙江省出身の商人たちは皆、賢く要領が良いと言われています。また、浙江省出身の職人たちも腕が立つ人たちが多いということは世界的に知られています。そのため、数点買いしようとしても巧みにロット買いへ誘導されることもあります。

このように浙江省出身者はビジネス相手としてはやり手なので、商談を有利に進めるためにはきちんと準備をして臨む必要がある相手であると言えるでしょう。

 

広東省でおすすめの取引地域には次の2つが挙げられます。

・深圳(シンセン)

電子機器商品が豊富に扱われている深圳には、華強北(ファーチャンペイ)という有名な卸売市場があります。そこでは電化製品だけでなく、安価でスマートフォンの部品や最新ガジェットなどが手に入ります。

 

・広州

アパレル商品が特に豊富な広州では、日本で見られるアパレル商品も多く取り扱われています。アクセサリーも含め、どれも格安で仕入れることができるので、日本で売った際の儲けが大いに期待できます。

 

そんな深圳や広州がある広東省の出身者は、仕事上手で活力があるのに話し下手な人が多いです。食べることやお茶を飲むことが好きな傾向があるため、商談の際には食べ物やお茶を差し出すと良いでしょう。

また、効率や利益を重視し、形式や外見を軽んじるのも広東省出身者の特徴なので、深圳での買い付けでは不良品に気を付ける必要があります。

 

お互いにとって良い商談にするために、取引相手のことをよく知ることで、自分に有利な形で商談を進めやすくなります。相手も生計がかかっているため、こちらの足元を見るような交渉を仕掛けてくるかもしれません。日本人とは異なる気質の中国人について下調べをし、中国輸入をスムーズに行いましょう。