中国からの製品輸入で成功するには送料が鍵!やっぱり船便?

中国でOEM製造されたものを販売してビジネスをする場合、製品を中国から日本に輸入するという仕事が残っています。せっかく、なんとか安く製品を作ることができても、運搬・輸送といったコストを甘く見ていると、その利益が吹っ飛んでしまいます。中国は、すぐ隣の国で、距離を感じる国ではないですが、ビジネスとなると細部まで大切にしなければいけません。そこで、今回は中国から製品を輸入する方法等について見ていきます。

○中国から製品を輸入する場合には、どのような方法があるの?そして、それぞれのメリット、デメリットは?

 中国に限らないですが、海外から製品を輸入する場合には、空を使う航空便での空輸と、海を渡る船便の利用というのがあります。それぞれのメリット、デメリットを挙げていきます。

 空輸のメリットは、やはり早さがあげられます。製品の到着までの時間は船便にくらべると早くなります。デメリットとしては、やはりコストが高くつくということと大量の製品の輸送には向かなかったり、そもそも空輸できない製品もあります。

船便の場合は、ほぼその逆で、安くて大量のものでも一度に運ぶことができるが時間がかかるといことになります。ただ中国からの場合は距離が短いですから、船便と空輸との差は比較的少ないとも言えます。

このようなことを考えると、製品の輸入にはやはり船便が向いていると言えますよね。

○中国から船便で製品を輸入する場合には、どんなパターンがあるの?

 OEMで製造した製品を中国から輸入する場合、やはり船便が無難だという話をしましが、船便で輸送する場合にも二通りあります。輸送用のコンテナを丸ごと借り切って行うものと、他の荷物と一緒にコンテナに詰めて送られてくるケースです。前者の場合は、コンテナ1つで幾らという値段設定になりますが、後者の場合は、大きさ、㎥あたりいくらといった料金体系になります。荷物の量にもよりますが、コンテナがそれなりに一杯になるような量ならば当然、コンテナの方が安くなります。ちなみに、コンテナには20フィートと40フィートという2つのサイズがあります。

○中国から船便で製品を輸入する場合には、どんなことが必要となるの?

 中国から製品を船便で輸入する場合、次のような経路を経ることになります。

 工場から商品出荷→倉庫搬入→中国側通関→出航→日本側通関→倉庫搬入→自社倉庫等へ輸送

 といった感じになり、それぞれに色々な手配、手続きが必要となってきます。

○中国からの製品の輸入をスムーズ、そしてコスパよく行うには?

 中国からOEM製品を輸入するには、やはり船便、それもできればコンテナ便を使う方が、コストを下げることができるというお話をしましたが、そのためには、配送業者への手配や色々な手続きが必要となってきます。勿論、現地の事情に精通していて輸入等に関しての経験も豊富でスキルや人脈をお持ちの場合は、自分ですることも可能かもしれませんが、やはりそれらを代行してくれる代理人等のパートナーの存在が大切になってきます。結果として、その方が安くつくことが多いのが事実です。

 

中国からOEMで製造した製品の輸入について見て来ました。船便でコンテナを使うといのが基本となってきますが、あとは、これらの業務に精通していて、しかも自分の代理人として誠実に行動してくれるパートナーの存在です。私達JT TRADINGは自分達の強みである、中国、日本の両国の事情に精通していて、良好なコミュニケーションをとることができるということを武器に、日本への中国からのOEM製品の輸入をお考えの方のサポートをさせていただきますので、是非、一度、ご相談ください。