中国輸入は工場の見分け方について

中国でのOEMは、工場選びが肝心

中国でOEMで製品を製作して、商品として輸入、そして販売するというビジネスをされている方や、これからしていこうという方にとって、とにかく大切なのは、やはり商品を作ってくれる工場選びになります。勿論、製品の値段やクオリティーなどもそうですが、納品までの時間ややり取りのしやすさ等色々と大切なものがあります。それらを全て満たしてくれるのが、いい工場というわけになりますが、では、具体的にはどのような工場がこれに当てはまるのでしょうか。今回は、中国でOEMをする場合の工場選びについて見ていきます。

 

○中国の工場は、やはりまだ日本のモノづくりの現場とは違うの?

 中国の工場、モノづくりの現場と言えば、皆さん、どんなイメージをお持ちでしょうか。

 やはり、「納期を守らない。」「製品にロスが多い。」「クオリティーが低い。」といったことを思い浮かべられる方が多いのではないでしょうか。そんなイメージもあり、昔は簡単な作業でできる製品の製造が主だったりもしましたが、今では、中国も近代化が進み、このようなイメージはかなり薄れつつあり、高度な技術力が要求される製品も作られるようになりました。しかし、一方では、まだまだ日本とは、モノづくりは勿論、仕事に対する考え方の違いや、習慣の違いなどもあり、日本のようにはいかない部分も残っています。

○中国でOEMをする場合、いい工場の条件とは?

 では、具体的に中国でOEMで製造を行う場合、どのような工場を選べばいいのでしょうか?その条件について見ていきます。

 ・納期を守ってくれる。

 ・製品の中に規格を満たさない、不良品が少ない。

 ・対応が迅速で正確だ。

 ・きちんとしたサンプルを作ってくれる。

 ・勿論、値段が安い。

 ・ちょっとした変更等に対しても柔軟に対応をしてくれる。

 これらは、勿論、中国以外、日本でも同じことが言えますが、特に中国で工場を選ぶ際には、必須となるものです。日本で当たり前のことが当たり前でない場合があります。

○中国での工場の見つけ方は?そしていい工場を見つけるには?

 いい工場の条件について見てきましたが、では、実際にそのような工場を見分けるにはどうすればいいのでしょうか。勿論、実際に取引をしていけば、すぐにわかることばかりですが、分かった時には既に遅かった!という事態になってしまえば、最悪です。リスクを下げるためには、いい工場を見つける眼力をつけておく必要があります。一つの基準として、次のようなものに注目することができます。

 ・創業年数

 ・規模

 ・取引実績(額や量、それに取引先)

 これら、数字で表れるものは判断材料としては有効なものになります。

 では、中国でいい工場を見つけるにはどのような方法があるのでしょうか。一般的には次のようなものが考えられます。

 ・展示会

 ・取引先等知り合いからの紹介

 そして、今ではネットを通じて探すことも可能です。

 しかし、どれも、誰でもができる確かな方法とは言えないのが実情です。展示会や紹介にしてもごく限られた企業の中から選ぶことになりますし、ネットなどの場合も、そもそも情報自体への信頼や、仲介している会社自体を知らないことと不安材料になります。こう考えていくと、新規に中国でOEMを開始するために、工場を探すことは運任せになってしまいそうですが、それではビジネスとは言えないですよね。

追伸

 私達、JT TRADING は、中国全土に張り巡らせた独自のネットワークに基づいて、工場探しから工場とのやり取りまで、全てを全てトータルでサポートさせていただきます。一度、お気軽に相談していただき、まずは、私達のことを知っていただければと思っております。